「小6ホームクラス」1学期号旺文社1970年4月・非売品 横山光輝の描く少年の魅力よ。 表紙の主人公少年だけでも充分すぎるほどなのだが中へ入るともっと凄い少年がいます。 ネタバレしますのでご注意を。 表紙の少年は兄と南アルプスの黒岩岳に登る。 爽快な気分で登山をしていたのだが午後から酷い霧が立ち込める。ふたりは立派な洋館を見つけそこで一休みさせてもらおうと行くのだが。 最初優しそうな女性が出てきて「それはお困りでしょう。でも息子がなんと言いますか」と言ってしばらく待たされる。やっと中に通されると今度は父親らしき男性から「決して息子に逆らわないでください」と忠告される。 よほど怖い男がいるのかと…