天然の寒ブリは、脂がのって美味しいと言うのは通説で、実際には脂ののりが良いのは養殖の方で、むしろ天然ものは1~2月を除けば、脂も薄っすらで、サッパリした味わいとなっている。脂のノリが良い養殖のブリは、全体的に白っぽく霜降り状のサシが入っている。 養殖のなかには、愛媛のようにみかんを飼料に混ぜ込んで食べさせている「みかんブリ」って言うのがある。みかんに含まれるリモネンが、生臭さを抑え鮮度を保つ働きをしているようで、決してみかんのお味がすることはない。みかんの他には柚子・かぼす・オリーブ・お茶などを飼料に混ぜ込む産地もあると聞く。 ブリは大きくなるほどに、名前が変わっていく出世魚と呼ばれているが、…