先日、念願のこども本の森 中之島(大阪)を訪ねたときに、館内で読みました。 スイミーやフレデリックで著名なイラストレーターかつ絵本作家、レオ・レオニの絵本。 「みどりのしっぽのねずみ―かめんにとりつかれたねずみのはなし」(レオ・レオニ(Leo Lionni)作、谷川俊太郎 訳) ねずみが、とっても可愛い。本当に愛くるしい。 くりくりした目から伝わってくる豊かな表情に誘われて、本の中の世界に誘われます。 一方、内容は、正直、子ども向きかどうかわかりません。 ねずみの世界を描きながら、そこには、人と人の関係がどんな風に変わってしまうのか、そうなると何が起きるのか、それでいてそんな出来事も忘れてしま…