金鷲旗終了。全国の壁は厚かった。氷浦永遠が仏人留学生に敗北し夏が終わる話。 自チームが3縦食らった相手を瞬殺し次鋒の仏人留学生を引き摺りだした氷浦永遠。 速攻を主体とする早業で試合を有利に進める氷浦だが相手選手は尻上がりであった。 次第に氷浦の動きは見切られるようになり、追い詰められていく。 ここで氷浦がこれまで仲間と身につけてきた技術を駆使して戦うのが良いよね。 だが氷浦の奮闘は及ばず、最後に一本負けで敗れてしまうのであった。 こうして夏は終わったが柔道は自他共栄。園田未知はそのコミュ力で相手校と絆を結ぶ。 引退する先輩に関しても夏まで続けて良かった精神とキャプテン滝川早苗への継承が行われた…