金鷲旗終了。全国の壁は厚かった。氷浦永遠が仏人留学生に敗北し夏が終わる話。 自チームが3縦食らった相手を瞬殺し次鋒の仏人留学生を引き摺りだした氷浦永遠。 速攻を主体とする早業で試合を有利に進める氷浦だが相手選手は尻上がりであった。 次第に氷浦の動きは見切られるようになり、追い詰められていく。 ここで氷浦がこれまで仲間と身につけてきた技術を駆使して戦うのが良いよね。 だが氷浦の奮闘は及ばず、最後に一本負けで敗れてしまうのであった。 こうして夏は終わったが柔道は自他共栄。園田未知はそのコミュ力で相手校と絆を結ぶ。 引退する先輩に関しても夏まで続けて良かった精神とキャプテン滝川早苗への継承が行われた…
金鷲旗1回戦。進撃のネオ園田。博多南を全員1本勝ちで屠るの巻。 兄の影響で始めた柔道で味わった一本勝ちの爽快感に強く囚われてきた園田未知。 だが中学時代は部員も2人で指導者も無く、強くなることに限界を感じていた。 しかし高校進学後は顧問にもチームメイトにも恵まれ着実に力を付けて行った。 その練習の成果がついに現れ3連続1本勝ち。一度は辞めかけた柔道。続けて良かったと思う。 成長限界があると思っていても、無限に伸びしろがあることを教えてくれているんだ! 自分で成長限界を感じて才能の壁を作っていた少女が、きちんと指導を受けて練習を積んで成長する姿って良いよね。 緑子直伝の体格差ある相手への対応策が…