舟唄/八代亜紀 ほか 自分が加齢するに伴って、自分が子どもの頃から接していた歌手やアーチストたちが次々にこの世を去っていってしまう事態に直面するようになっている。 時の流れには逆らえないとはいえ、特に昭和歌謡の象徴ともいえる存在だった八代亜紀の訃報は本当に残念でたまらない想いである。 子どもの頃から接している、とは言うものの、実際のところ「演歌歌手」のカテゴリに位置していた八代亜紀に対しては、年寄りくさい、とか、退屈な曲、という印象を持っていて遠ざけていたものだったが、今になってみれば、演歌歌手のくくりには収まらない歌唱はほかの歌手には真似できないスゴさがあったと感じている。 今回の記事ではど…