私たちは「らしさ」の強要、強制圧力を受けている、そのような教育を子供のころから受けているらしいということについて、内田樹、永田和宏の著書を参考にして(2)で言及した。 一方でその「らしさ」についての考え方が、どうも私が思ってきたものと違うようだ、ということも同時に述べた。 ここで少し「自分らしさ」についても考えておこう。 永田和宏によると「らしく」は「同調圧力の一形態」だ。 内田樹によると「自分らしさ」は「自己同一化圧力」ということだ。 「自分らしく生きよ」という言葉は人を解き放つこともあるし、人を呪縛することもあります。 人間は変化し、複雑化します。 (内田樹ツィッターより 2019年12月…