www.youtube.com ある国に靴を売ろうとした会社員が2人いた。問題はこの国には靴を履く習慣がなかったこと。さてどうするか ▼1人はあきらめた。「靴を履かないのだから売れっこない」。もう1人は闘志を燃やす。「誰も靴を持っていないのだから売れる」 ▼ビジネス講話などで使い古されたたとえ話だが、考えてみれば、どちらが正解ともいえまい。あきらめなかった会社員のがんばりを買いたくなるが、慣習や考え方を変えるには相当の時間とコストがかかる。ウエディングドレスを日本に普及させたブライダルデザイナーの桂由美さんが亡くなった。94歳。苦しくとも、あきらめない道をためらうことなく選んだ人である ▼お世…