カルト作品が常に超B・C級やエログロ、摩訶不思議なものばかりではありません。 きちんと作られ、筋立ても分かり易いのに、何故か万人受けしない映画というのがあります。 正確には「普通の人を拒否する」という表現が正しいかもしれません。 そんな文芸系カルト映画を生み出し続けているのが、ヴェルナー・ヘルツォーク監督。 文芸系カルト映画好きには、一目置かれていて、根強いファンがいます。 今回取り上げるのは、ヘルツォーク監督の初期代表作「アギーレ/神の怒り」(1972製作/1983日本公開)。 この映画。製作から11年も経ってから日本公開されてます。 想像なんですが、彼の代名詞的作品「フィッツカラルド」(1…