
概要 敗北を隠せなくなった大本営はアリューシャン列島のアッツ島「全滅」を「玉砕」として発表した。戦陣訓に示されたように生きて虜囚の辱しめを受けずを体現したとして賛美したのである。だがアッツ島以前にも日本軍の「全滅」は発生しており、パプアニューギニアのブナ島などは「全滅」しても「転進」と誤魔化していた。だが敗戦が濃くなると、これ以上大本営は隠しておけなくなり、発表を余儀なくされたのだ。その時に都合の良い言葉として使われたのが「玉砕」という用語であり、これにより死んでも悠久に歴史に刻まれるとして美化されたのである。 だが結局は「棄軍」であり何の意味も無かった。「敗残兵」救出のための援軍や物資輸送な…