著:藤津亮太刊:株式会社 日本評論社2021年☆☆☆☆☆ 戦争を見たがる心、したがる心とは何か、そろそろ自問しよう。アニメから……!富野由悠季 『桃太郎 海の神兵』から『この世界の片隅に』までアニメの隣にはいつも戦争の姿があったときに戦意高揚のためのプロパガンダとしてときにロボットをヒロイックに活躍させる舞台としてアニメはいかに戦争を描いてきたのかその系譜をたどり、両者の関係を改めて問い直す このブログで度々書いてきた事があります。ミリタリー要素は苦手。銃や兵器をカッコいいとか言うのは人殺しの道具を無邪気に肯定しているように思えて、倫理観や罪悪感の面でどこか自分の中でブレーキがかかってしまう。…