小さな無線機で運用しています。 郵送でQSLカードを受け取った。いつも移動運用してくださる方からで、纏めてカードを送ってくださったのだ。手紙が添えられていて、「パイルが収まったタイミングで御応答くださるのでいつも問題なく聞こえてきております」と記されていた。この局は私がQRP運用していることをご存じで弱い信号をピックアップしてくださるのだ。 実を言うと、QRPでの運用ではタイミングを見ることがとても大事なのだ。移動局を呼ぶ局はたくさんいる。CQを出し始め、そのCQに応えるように呼ぶ局が徐々に増え始め、その周波数が電波で埋め尽くされる。それをパイルアップと言うのだが、その中に割り込んでもQRPで…