それが酒害で酩酊中のアルコール依存症患者だ。 -ベッドで飲み、吐いてそのまま 場合によっては下痢で粗相をし、シーツを丸めてそのまま 枕元は空き缶が転がる。数本は半分ほど入ったままだ。 風呂には入らず歯も磨かない。当然下着も着替えない。 外出氏は手近な上着を着るだけ。長靴で平気だ。 家族の小言が我慢ならない やりたいことなど何もない。飲むだけだ。 寝床の周りは空き缶、つまみの残骸、粗相をした下着とシーツ この状態を幸せと考えるにはなかなか骨が折れる。 飲んで酔っている最中は、本当に気づかないんだ。 自分がどれだけひどい状態にあるかがわからないんだ。 酩酊して得られる多幸感、万能感が冷静な判断力を…