土曜日の定例句会に、友人が手作りの能面を持って来てくれました。趣味で作った30体の能面のうち、「小面」と「般若」の2つ。すごい迫力で、ゾワッとしました。プロの腕前です。師について本格的に作っていて、展示会も開催しているの。こういう友人がいて誇りに思えます。見れば見るほど圧倒されます。檜などの木彫り。胡粉(ごふん) ・膠 ・青墨 ・朱などを使います。 そこで一句詠みました。席題は「短日」(たんじつ)です。日が短い冬の季語。短日や異界を映す般若の目 ☆☆☆☆☆ あとは、宿題の句。小春日や匂ふ富山の置き薬 ☆☆☆☆☆ 冬茜いつも本屋で待ち合はせ ☆☆☆☆☆すがれゆく鳥居の湿り神の留守 ☆皇籍を離れし…