日本のハーブ事典 「当帰」(とうき)は、『神農本草経』の「中品」に収録され、以来歴代の本草書に収載されている著名な生薬で、日本でも奈良県を主として、 日本各地の薬園で栽培されてきました。 主に「婦人薬」として使用され、 血の道症などに効果があり、 「当帰芍薬散」(とうきしゃくやくさん)などの 処方が有名です。 「当帰」は古くから薬用として栽培され、 漢方では、 鎮痛・鎮静・浄血・強壮・ 腹痛などに効果があり、婦人病薬の主薬として 処方されてきました。 「当帰」は古代Chinaで古くから人気があり、 2000年以上も前から女性の最高の強壮剤として評判でした。 「当帰」という名前は、 昔、婦人病を…