原作はスザンナ・ケイセンの「思春期病棟の少女たち」 アメリカ、ジェームズ・マンゴールド監督、127分 60年代、大量の薬物を服用し、自殺未遂を起こしたスザンナは両親と医師の勧めで、クレイモア精神科病院に入院する。そして境界性人格障害と診断される。 気分が不安定で衝動的に行動してしまう病だった。 病棟には虚言癖のあるジョージーナ、顔に火傷跡のあるポリー、鶏肉と下剤しか口にしないデイジー、反社会的、暴力的で8年も入院しているリーダー的存在のリサなどがいた。彼女たちは変人ばかりで、様々な問題を抱えたまま暮らしていた。 スザンナは医師や看護師には反抗的だったが、この環境に馴染んでゆく。しかしどこか受け…