イズラエル・カマカヴィヴォオレ。
ハワイの歌手、愛称イズ(IZ)。
1997年、彼のソロ・アルバム第4作"n Dis Life"(邦題「ヨ・コ・ヅ・ナ」)がナ・ホク・ハノハノ・アウォード(ハワイのレコード大賞)でベスト・アルバム賞や男声歌手賞など五つの大賞を受賞したわずか一ヵ月後の6月26日、38歳の若さで心臓疾患で死亡。
1976年、兄等とマカハ・サンズ・オブ・ニイハウとしてプロミュージシャンとしての活動を開始。1993年同グループから脱退、ソロとなる。音楽同様に、ハワイ独立運動についても実兄から強い影響を受け、ハワイのハワイ人による自治についての言動でも知られる。
書く彼の愛称「イズ」は現在を表す動詞のISと発音が同じため、「彼は過去(WAS)の人ではなく、いつまでも現在の人であり続ける」というフレーズが新聞や雑誌の記事にしばしば登場。実際、現在でもハワイのヒットチャートのトップ10には彼のアルバムが何作もチャートインしている。
1995年のアルバム"E Ala E"(ASIN:B000066HM8 邦題「天国から雷」)の収録曲"Tengoku Kara Kaminari (Thunder From Heaven)"は、曙や武蔵丸、小錦等ハワイ出身力士を歌ったもので、日本での知名度も高い。
→イズラエル