第二次世界大戦時のイタリア本土への主な空襲。 第二次世界大戦時、イタリアはドイツや日本と共に枢軸国の主要交戦国の一つである。しかしながら、ドイツ本土や日本本土への空襲被害とは異なり、イタリア本土の空襲被害が顧みられることはあまりないと言える。トニー・ジャットの『ヨーロッパ戦後史』にも誤った記述が見られ(ローマは爆撃されていないといった記述など)、「イタリアはあまり爆撃されていない」と思われがちだ。まぁ、トニー・ジャットの著作に誤りが多いのは今に始まった話ではないが... 当然ながら、第二次世界大戦時にイタリアは主要交戦国故に本土に激しい爆撃を受けている。本土戦と共に、その被害により多くの建物が…