とどまるところを知らない、イスラエルの暴挙である。ガザ地区を破壊しつくし、ヨルダン川西岸地区で武力行使をし、ついにレバノンの武装勢力ヒズボラとの全面戦争に突入した。ヒズボラは、単なる武装組織(orテロ組織)ではない。戦闘員は5万人いて、ミサイル等を20万発保有していると伝えられる。レバノン(暫定)政府にも、2人の閣僚を送る政府与党でもある。 それに対して、構成員が持つポケベル、無線機を爆破し3,000名以上を負傷させた(*1)。人員の損失だけでなく、通信手段を使えなくしたことが大きい。もともとスマホ等は傍受の恐れがあるとして使っていなかったし、他の通信手段も危険があるとして使いにくい。近代戦の…