『逆説の日本史1 古代黎明編 封印された「倭」の謎』(井沢元彦,小学館,1998年1月1日)を読了(人生 3 回目くらい)。 ランキング参加中読書 この「真の知恵」とは何かと言えば,それは結局「仏の教え」なのだが,要は「いかに誠実で慈悲深くても,あるいは無私の心があり人望があっても,それだけではだめだ」ということなのだ。 これと似た西洋の諺に「地獄への道は善意の石で敷きつめられている」というのがある。 善意さえあれば,誠意さえあればいい,というのは間違いだ,ということを言っているのだが,この諺も日本人が最も嫌うタイプのものだろう。(位置 No. 1171) 善意と誠意には気をつけた方がいい。 …