みなもと太郎の歴史漫画。
坂本龍馬を中心に、幕末の日本で活躍した人々を描く群像劇…として始まったはずが、幕末の人々の行動原理を理解するためには関ヶ原の戦いまでさかのぼる必要があるとし、幕末マンガでありながら連載開始後関ヶ原の戦いに舞台が移る。引き続き江戸幕府の成立、「解体新書」の翻訳などなど、横道にそれまくりつつ時代ごとの「風雲児たち」を活写。20年間の連載をへて、ようやく幕末を描くところまでたどり着いた。
現在、時代劇画漫画雑誌「コミック乱」にて「幕末編」を連載中。2010年度(第14回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
(以下続刊)