「信仰の違いが、ヨーロッパを30年間にわたる地獄に変えました。」 カール5世がアウクスブルクの和議(1555年)でプロテスタントの存在を渋々認めてから63年後の1618年、ヨーロッパは史上最も凄惨な宗教戦争の一つに突入しました。三十年戦争(1618〜1648年)です。この戦争はドイツを主戦場とし、神聖ローマ帝国内のカトリックとプロテスタントの対立から始まりました。しかやがてスウェーデン・フランス・スペイン・デンマークなどヨーロッパ主要国が次々と参戦する国際戦争へと発展しました。30年間にわたる戦争によってドイツの人口は約3分の1が失われたとも言われています。戦闘による死者だけでなく、飢餓・疫病…