学生時代、課題の締切前なんかはみんなで徹夜して、深夜になると変なテンションになったりするのがお決まりでした。 あまりに大学に缶詰になるので「妄想でみんなで出かけよう!」って話になり、現実世界では絵を描いてる一方で、脳内ではみんなでミニバンをレンタルして、キャンプグッズを積んで、山に出かけたりしました。 天気が良くて、暑くもなく寒くもなく、脳内の河原でバーベキューセットを広げて肉を焼いて、みんなで「美味い美味い」とワイワイ言いながら、大学のアトリエで必死に絵筆を走らせていました。 この時食べた、空中に浮かんだ妄想肉。 エア・ミート。 先日ラジオでその言葉を聞いた時、学生時代の思い出が甦ってきて、…