《ヴィクトリア朝②》 前回エンゲルマンにより、三原色のクロモリトグラフィーという手法が発明され、これによりロイヤルファミリーを描き撮って、日常生活を一般大衆にも公開したことなどを書きました。これとは別に19世紀に入ってから写真技術が発展し始め、その発展は目覚ましくその辺りをWeb記事から引用すると、次の様です。 最初の写真は、1827年にフランス人発明家ジョセフ・ニセフォール・ニエプス(Joseph Nicéphore Niépce) によって撮られました。石油の派生物であるユデアのアスファルト(瀝青)を塗布した磨いたシロメ(白鑞)の板に作成された画像です。彼はもともと石版画制作に興味を持って…