本日は過去のオリンピックにて印象に残ったウクライナ選手のお話をいたしましょう。 それは1994年のリレハンメル五輪にて話題になった、女子シングル金メダルのオクサナ・バイウルと4位のヴィクトール・ペトレンコです。 この二名はともに名コーチ・ズミエフスカヤの弟子です。 ペトレンコはその五輪では4位ですが、その前のアルベールビルでは金メダルを獲得しており、バイウルの兄弟子に当たります。 バイウルは3歳の時に両親が離婚、その後、母、祖父母と立て続けになくなり、孤児となったところ、兄弟子のペトレンコがズミエフスカヤコーチに彼女を引き取って面倒を見ることを進言、自身も資金援助を行っていたという話です。 そ…