自然界に善悪はない アメリカ、オリビア・ニューマン監督 125分 1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で人気者の青年チェイスが変死体で発見された。彼と付き合っていた「湿地の娘」カイアへの偏見があり、容疑者として裁判にかけられる。 ここからカイアの回想と法廷での裁判が交互に描かれる。 カイアが6歳の頃、彼女は両親、兄姉たちに去られてしまい、学校にも通わず、湿地帯でたった一人生き抜いてきた。湿地帯の自然が彼女に生きる術を教えてきたのだ。お金がなくなったカイアは早朝、ムール貝をとり黒人夫婦が営む食料品店に売りに行くのだった。 青年テイトから読み書きを教えてもらい、恋愛感情を抱き、カイアは絵の才能を…