年末の振り返りにありがちな「今年はあッという間に終わったなァ」という感じは、今年に限ってなかったように思う。でかい出来事が立て続けにあったわけではなく、地味に嫌なことがひたすら続き、延々と閉塞した感じであった。 それにしても今年は有名人が亡くなりまくった。ざっと思い返しても、上島竜兵さん、ゴルバチョフさん、女王陛下、安倍元総理、六代目圓楽さん、アントニオ猪木さん、稲盛和夫さん、仲本工事さん……まだまだいる。ウクライナでも多くの人々が亡くなっている。これに関しては情報統制された上にロクに装備も与えられずに戦地にかり出されるロシア兵も憐憫の対象だ。 他にも悩ましいことは多い。相変わらず新型コロナが…