★久しぶりにウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートのLiveをTVで見ました。90か国以上に配信されているそうです。 ★会場は、いつものようにウィーン楽友協会大ホールでした。「黄金のホール」と呼ばれているように、室内は金色に輝いていました。画家のグスタフ・クリムトも絵に金色を使っていたことを思い出しましたが、私にはちょっと抵抗感があります。 ★画面を見ていると、ホールの柱頭が目に留まりました。正面の柱頭はコリント式、一番後ろの柱頭はイオニア式でした。これらの建築様式は世界中に広まっていますが、海に面していなかったオーストリアの人びとにとって、南の地中海世界はずっと憧れだったと思います。 ★…