カウンター・カルチャー

連載更新です。ロンドンの女性器博物館による、面白おかしくカッコいいカウンターカルチャー的性教育について紹介しました。この活動は、「ミュージアムをつくる」行為を人々に解放しようとする社会運動でもあります。 ohtabookstand.com ヴァギナ博物館のカウンターカルチャー ミュージアムは誰でもつくれます OHTA BOOK WEB連載「ミュージアムで迷子になる」第13回

12/21 朝 今日から冬休みということになっている。今まで以上に頑張りたいところ。戯言を吐くのを少しだけ控えようと思ったり。 学生社会における男女の友人の概念についての考察 友人と非友人の境目を一方は綺麗に引きたがるような気がする。あの子と同じ性で生まれたほうが仲良くなれて幸せだったんじゃないか、とか思ったこともあったがこの齢の異性全体が持っている同性への排他的空気感な恐ろしく感じられてきたので今はそうも思わない。 夜 勉強が楽しい。もっと楽しみたい。自分を受験生だと思って勉強していないからこんなのほほんとしたことが言えるのかもな。 なんで受験生だと思ってないんだろう。何かが多いのか何か足り…

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」 このブログでは原則的に海外文学しか扱ってないが、実は日本文学やノンフィクションも陰でそこそこ読んでおり、それらを読書メーターに登録している。 今回、2024年に読んだすべての本から、最高点（星5）を付けた本をピックアップすることにした。読書の参考にしてもらえれば幸いである。 評価の目安は以下の通り。 ★★★★★---超面白い ★★★★---面白い ★★★---普通 ★★---厳しい ★---超厳しい 日活アクションの華麗な世界☆(合本)☆ 作者:渡辺 武信 未来社 Amazon 「キネマ旬報」に1972年から1979年まで連載された評論を加…

読みかけのこの本を会社のデスクに置いていたら，スイス人のCEOから何読んでるの？って訊かれて，答えにつまった。「タイトルの通りステータスと文化についての本で，ステータスとは何か，文化とは何か，そして流行はなぜ起こってなぜ消えるのか，そういう本……ステータスには高いのと低いのがあって，人は無意識に高いステータスに行きたがるし，そして自分がそのステータスにいることを示そうとする＝シグナリング，たとえば僕が会社でいつもTシャツ姿でNIKEの派手なスニーカーを履いている，それも一種のシグナリングなんだ――俺はルールになんか従わない存在なんだっていうことを示しているっていう意味での」みたいな回答をしたん…

第二次世界大戦後に活躍した二人のオランダの巨匠を讃えるトリビュートアルバム。一人はリコーダー奏者であり、後に18世紀オーケストラを創立して指揮者としても活躍したフランス・ブリュッヘン、もう一人は現代音楽の作曲家であり、戦後のアムステルダムである種のカウンターカルチャーを体現し、独自の音楽を追究し続けたルイ・アンドリーセン。ダニエル・ロイス指揮のカペラ・アムステルダム、18世紀オーケストラの演奏を中心に、いくつかの貴重な音源も織り交ぜて、二人の巨匠の音楽人生を辿る。 まず、このアルバムの一つ目の大きな聴きどころであり、他の演奏と明らかに一線を画していたのが、ブリュッヘンのリコーダー独奏によるアン…

金属製の湯たんぽ 朝になると冷たくなってゴツゴツするので、冬の布団のひきこもりから脱出する機能を搭載していると新田さんが言っていた。 リチャード・ドーキンス ▶ この人の「利己的遺伝子説」には学生時代に随分ハマったけどね。 今はケアマネの仕事柄、反対派になった。 野田佳彦立憲党首の「ルパンだって3世まで」 こういうのもあるが ローソンの社長だった新浪剛史をヘッドハンティングして「経営的ダミー」にして10年間修行を積んだ後に登板するサントリー創業家のセルフィッシュ・ジーンの鳥井信宏 まあ「オーナー社長」だから前者にハンディキャップはあるけどね。 ▶ところで、糖尿病の病名が変わるらしい。 病名のア…

2018年に発足したゴルフ同好会「Golfickers（ゴルフィッカーズ）」は、サブカルやグラフィックデザインを愛するゴルファーの間で熱烈なファンを生んできた。みにくいアヒルの子がモチーフのキャラクターグッズはリリースのたびに界隈をざわつかせ、日本開催のPGAツアー（米国男子ツアー）「ZOZOチャンピオンシップ」で公式マスコットを務めるなど、活躍の場を広げてきた。今回BRUDERのインタビューに登場するのは、そのアヒルに扮（ふん）し、ブランドを率いるクリエイター「番鳥」（バンチョウ／本名非公表）。ルーツとアイデアの源泉に迫った。 「Golfickers」“番鳥”インタビュー前編 Golfick…

あなた: ポリコレ、というか、言葉を改める風潮っていう、センシティブな話題に、今回は真っ向から話してみたいと思います。問題ある発言があるかもしれませんが、それは過去の歴史的文脈を読み解くために必要なものなので、そこのところ、考慮いただければと思います。では、議論よろしくお付き合いください。 ChatGPT ポリコレ（ポリティカル・コレクトネス）や言葉を改める風潮については、非常にセンシティブで多層的な問題ですね。特に「過去の歴史的文脈を読み解くために必要」という視点に関して、言葉や表現の変遷をどう捉えるかが鍵となります。 まず、言葉の使い方には時代ごとの背景や文化的な価値観が色濃く反映されます…

The Impossible City: A Hong Kong Memoir (English Edition)作者:Cheung, KarenRandom HouseAmazon 不可能都市 - 香港の現代史を生きる 著者のカレン・チョン（Karen Cheung）による『The Impossible City』は、1997年の香港返還から2021年までの香港の変容を、著者自身の人生と重ね合わせながら描いた回顧録です。 チョンは1993年に深センで生まれ、1歳未満で香港に移住しました。彼女の父は1950年代に中国本土から香港に移住した家族の子どもで、母は武漢出身です。両親は深センで出会い結…

www.youtube.com トラックも気持ちいいし、ラップも上手すぎるし、理想的なヒップホップですよね。 カニエのTouch The Skyで出てきて2006年の大傑作『Food & Liquor』を発表した時にはバケモノじゃねぇかと喜びましたが。 2ndの『The Cool』までは力作だったね、でもそこまでだった。拗らせて旬を逃してしまった。 カニエほど態度には出てないけど、彼も彼なりに意固地な人間ではあった。わかりにくい頑固さがあって、それは余計にタチが悪い気もする。可愛げのない面倒臭さは、彼のキャリアに大きく影を落としてしまった。 ストイックでマッチョなハスリング系ヒップホップだらけ…

はじめに ソフトウェアテストクラスタにはある種の勢力図が存在しているように見えます。 少なくとも、私にはこういった派閥関係が見えています。 それらについて解説します。 どうぶつクラスタ 猫派 猫に関連する人々です。 エンジニアにも猫派の人は多く、都会でも飼いやすいこともあり、最も大きな派閥ではないでしょうか。 私も一部、このグループに属します。 犬派 猫派に対するカウンターカルチャーです。 都会では飼いにくいので、地方の人に多い印象です。 海の動物派 私が幹部として君臨しているグループです。 この中でも野生系、水族館系、食べれるものなどに分かれる場合もあります。 人間派 人間の人々です。 大人…

映画『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』（1970年）は、ロック史に残る伝説的なドキュメンタリー作品であり、公開後には高い評価を受け、興行的にも成功を収めました。映画は当時の音楽メディアで絶賛され、多くの批評家からも時代の象徴的な作品として位置づけられました。この映画は、1969年のローリング・ストーンズの全米ツアーを追い、そのクライマックスであるカリフォルニア州オルタモントでのフリーコンサートで起きた「オルタモントの悲劇」を中心に描いています。オルタモントでの出来事は、当時のカウンターカルチャーや音楽シーンに大きな影響を与え、ロックの歴史に深く刻まれた象徴的な事件です。 どん…