今晩はジェームズ・エーネスのヴァイオリンと指揮、カナディアン・ナショナル・アーツ管弦楽団によるバッハのヴァイオリン協奏曲全集を聴きます。 エーネスは言うまでもないカナダ出身で世界で活躍するヴァイオリニスト。ついこの前もラロやサン・サーンスのコンチェルトを聴いたばかりです。ディスコグラフィをみるとかなりのリリースがありますが、意外なことにバッハは無伴奏ソナタとパルティータの1枚のみ。ライナーによると、エーネスはバッハのコンチェルト集を録音を夢見たけど目標を共有し、共通のヴィジョンをもち、率直に意見を交わせるパートナーが必要だったとのこと。カナディアン・ナショナル・アーツ管弦楽団は彼がアーティスト…