作曲家(の一族):
単に「バッハ」とされている場合は、一般に「J.S.バッハ」(大バッハ)を指す。 →J.S.バッハ
バッハ一族は200年間に渡り多数の音楽家を輩出しており、他に「C.P.E.バッハ(大バッハの次男、通称ベルリンのバッハ/ハンブルクのバッハ)」「J.C.バッハ(大バッハの末っ子、通称ミラノのバッハ、ロンドンのバッハ)」なども有名である。
Et incarnatus est de Spiritu Sancto ex Maria Virgine, et homo factus est. そして聖霊によって処女マリアより受肉し、人間となった。 キリスト教のミサ典礼文の「クレド(ニケア信条)」のなかの一文である。 モーツァルトのハ短調ミサ曲(K427)では、この箇所はソプラノ独唱の天国的な至福に満ちたアリアで、とりわけ木管のソロとソプラノがからみあい響きあうカデンツァが美しい(フルートとオーボエとファゴットの三つが三位一体を表しているのだろう)。 それに比べると、同じ箇所の典礼文につけたバッハのロ短調ミサ曲の、十字架やすすり泣きのモチ…
鈴木優人さんのチェンバロ・リサイタルが長野市芸術館で開催されたので、聴いてきました。近くでやってくれるが有り難い。 チラシ表 (出 演) チェンバロ:鈴木優人 鈴木優人さんは、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、関西フィル首席客演指揮者。N響、ドイツ・ハンブルク響、オランダ・バッハ協会などに客演。作曲家、鍵盤楽器奏者としても活躍。詳しくは下記プロフィールをご覧下さい。 (曲 目) J. S. バッハ / ゴルトベルク変奏曲 BWV988 アリア、第1変奏~第30変奏、アリア J. S. バッハ (鈴木優人編曲)/ 主よ、人の望み…
今晩は、寺神戸亮(ヴァイオリン)、ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)による C.P.E.バッハの幻想曲とソナタ集を聴きます。 ヨハン・セバスティアン・バッハの次男、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハは1714年にライプツィヒで生まれ、1788年にハンブルクで没した作曲家。プロイセン王フリードリヒ大王の宮廷鍵盤奏者として30年も仕えていて、父親の大バッハはその関係でフリードリヒ大王に《音楽の捧げ物》を献呈しています。 息子の作曲家としての実力は本当に高く、あらゆる分野の作品を手がけていますね。私的にはフルート・ソナタ、特に無伴奏フルート・ソナタは何度も演奏していますが、素晴らしい作品。…
本番終わりました!! ご近所でやっている弦楽アンサンブルのプチコンサートが先日終わりました! もともとは本番のない団体で、いろいろな曲を弾きちらかして楽しんでおり、団内発表会を数回やる程度だったのですが…。 今回は初めての全曲弦楽合奏のコンサート! 指揮者なしのアンサンブルで、どれだけ息が合うか。いろいろ心配してのぞみましたが…。 何と 本番バッチリでした! そりゃー小さいレベルでミスとかいろいろありましたけど、大事故もなく、楽しく終われました〜。 実は伝家の宝刀ではないけれど、バロック曲のチェンバロパートにピアノ付けたんですよね(笑) おかげで、走ったりバラバラになることもなかったという。 …
私が非常勤講師として勤務している学校の音楽の授業、 ちょっとだけ年間スケジュールを変更することとしました。 中学1年生で学習のヴィヴァルディの「四季」より『春』の第1楽章を、 これまでは7月に実施していましたが、 4月の校歌の学習を終えてから、2時間を費やして取り組むこととしました。 そして、その内容も大きく変更をしました。 内容変更は、曲中に描かれていますソネットのことや、ヴィヴァルディが関わっていたピエタ慈善院について、それらのことを関連しつつ、 「春」だけでなく、「四季」の他の曲も取り扱うこととしたからです。 いやね、「春」の曲を夏に学習するのもなあと思っていたので、 取り扱う時期を変更…
ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、皆さまはどのように過ごされましたでしょうか? 先日、仕事から帰宅するときに夜の官庁街を通ったとき、ほとんどのビルに明かりがついていませんでした。いつも夜遅くまで煌々と電気がついているのに、今日はめずらしくみんな残業しないんだと思いました。 人通りの少ない暗がりを歩きながら、ゴールデンウィークの真っ只中であることを思い出しました。 自分もサラリーマンを続けていれば長期休暇だったな・・・とちょっと落ち込みました。私は、ゴールデンウイークは関係なく普段通りの勤務でした。日雇いなので働いた方が収入があるのでいいことではあるのですが・・・ 歩くリズムにあわせ心…
ようこそ Aliceの癒しの国へ ❤本日の音楽🎵♠ ☪️ 心静かに癒される旋律 ようこそ、週末にお届けする、癒しの音楽の扉の世界へ🌙 本日の週末にお届けする音楽は、心穏やかになる静かで流れるような旋律 G線上のアリア をご案内させていただきます🧚 ☪️ 心静かに癒される旋律 ⚜️ 心安らぐ週末の音楽の世界 ⚜️ Aliceがお届けする癒しの風景と音楽 ⚜️ 心安らぐ週末の音楽の世界 楽曲名 G線上のアリア 作曲 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ G線上のアリアは、バッハが名付けたわけではありません。 原曲は 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068」の第2曲「Air(エール)」 という楽曲でご…
今年はほぼカレンダー通りのGW休み。まわりは連休にして休む人も多く、PCを立ち上げていても開店休業状態、おかげで色々と片付くこと 今日は午後からまた当選したのでスタインウェイ。毎度のことながらあっという間の1時間、そして陥る自己嫌悪・・・もっと練習します・・・
今晩は、フランスの古楽団体「レ・スタジョーニ」によるバッハのヴァイオリン・ソナタ集を聴きます。バッハの新譜は、ついつい気になってしまいますね。 Le Stagioni(レ・スタジョーニ)とはイタリア語で「四季」の意味ですが、ヴィヴァルディの作品とは関係ないようです。2017年にチェンバロ奏者のパオロ・ザンツが設立したフランスの古楽アンサンブルで、演奏曲に応じて編成を柔軟に変える「可変型アンサンブル」。デュオやトリオから、オーケストラ規模の編成まで幅広く対応し、18〜19世紀の作品を中心に取り上げているとのこと。 今回の録音では、ヴァイオリンにリヴ・ハイム、鍵盤をパオロ・ザンツ、そしてヴィオラ・…
『無伴奏チェロ組曲』 バッハ バッハの『無伴奏チェロ組曲』は、クラシック音楽の中でも特に重要な作品であり、チェロ独奏の可能性を最大限に引き出したものです 作曲の背景 作曲時期 『無伴奏チェロ組曲』は、バッハがケーテン宮廷楽団の楽師長を務めていた1717年から1723年の間に作曲されたと考えられています。この時期、バッハは宗教音楽ではなく、器楽曲の作曲に集中していました。 目的 宮廷楽団のチェリストであったクリスティアン・フェルディナント・アーベルのために書かれた可能性があります。また、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩に乗せて演奏する小型チェロ)のために作曲されたという説もあります。 楽曲の構…