深緑野分さんの「戦場のコックたち」「ベルリンは晴れているか」を購入済みなのだが、なかなか読むタイミングが合わない。タイミングが合わないというのも変な話なのだが、評判はいいし、タイトルも刺さる。なら読んでみりゃいいじゃんってところなのだが、取りかかろうとすると仕事がらみの本や資料読みが降ってくる。この作家を知る時間的余裕がない、と思ってたところに短編集がでた。「カミサマはそういない」。深緑野分体験としては、ここらから始めるのがいいだろう。 カミサマはそういない (集英社文庫) 作者:深緑 野分 集英社 Amazon ご本人曰く、一番ダークな作品集だそうな。著者との年齢的なギャップもあるので、どこ…