10年ほど前にグランプリ出版から「モータリゼーションと自動車雑誌の研究」というやけにカタいタイトルの本を出しました。中身はわりとやわらかくて、歴代自動車雑誌紹介と、それらが発行された時代背景、風俗をからめ、できる範囲で関係者からのインタビューを掲載したという感じの内容です。絶版?になる前に、そこから抜粋したり、今になって思うことを書いてみたいと思います。今回はその22回目です。 「カー・マガジン」(2012年2月号より)は、クオリティ誌路線を歩み、外国車を取り上げる傾向が強くなってきた。 「カー・マガジン」(2012年2月号より)。同誌の人気企画「100万円でドロ沼に陥る!?」。この辺はより身…