韓国映画『パイレーツ』を観る。 明の皇帝から授かった「国璽」を国に運ぶ途中、使節船は巨大なクジラに襲われて大破し、国璽はクジラに飲み込まれてしまう(映像では飲み込まれたようには見えないのだけれど、あちこちにあるストーリー紹介では「飲み込まれた」とあるので、とりあえずそれに従っておきます)。かくして、国璽を取り戻すため、あるいは一攫千金を狙って、国王の使節、海賊、山賊が入り乱れての大騒動が勃発し、壮絶な死闘が繰り広げられることとなるのだった。 予告編を観て「これは面白そう」と思ったのだけれど、実際になかなか面白かった。海賊はというと、もともとの頭目が部下をないがしろにする非道な人物で、それに反乱…