ギター演奏

今週末の土曜日がクラスタフリーコンサート。今回は、過去弾いてきた曲3曲、かつ、そのうち2曲は、譜面なし。つまり、よく弾いていてすぐ弾ける曲。 このところ、「1音1音をいい音で弾く」ということに注力していて、そうすると、新しい曲にチャレンジするより、弾きなれた曲、よく弾く曲、の方が、それに集中できるため、このようになったもの。 で、その状況だが、やってみると技術的というより、精神面、感性面での難しさがある。つまり、「いい音ってなんぞや？」ということが、けっこう難しい。意識せずとも普通に弾いて入れば、自分の気に入った音に自然になるだろうな、とは思うが、そこをちょっと意識して、「もっといい音が出せる…

現在、自分のメインギターのアヌアヌエのギター（ナイロン弦）には、ナチュリバーブをつけていて、常時、リバーブがかかっている。この音が気に入っているのだが、2月か3月に、1回外してみたところ、ギターの音が、ひどくしょぼく感じてしまい、「これは、自分が購入したときの音ではない」と思ってしまう、といったことがあった。 で、「もう、このギターはナチュリバーブを つけていないと使えないのかも」、とか思ってしまったのだが、でもまあ、ナチュリバーブの取付磁石をなくしかけて、使えなくなりかけたこともあったし、たまには、外した音でも、弾いておくべきかな、と思い、外して弾いてみた。 すると、先日感じた「しょぼさ」は…

木曜日の記事で、きれいな音をだそうと目指してギターを弾いている、と綴ったが、その取り組みで昨日考えたのは、「演奏速度も、音色の美しさの一部かも」ということ。 いい音で弾こうとしているときに、演奏をミスることがあって、もっとゆっくり弾こう、としてみたところ、音色を美しく感じる感じ方が変わるように思えたもの。 考えてみれば、当たり前かもしれないが、ゆっくり弾けば、1音の細かいところまで、聴こえやすくなる。極端にいえば、音の頭でのスラーとか、伸ばした音をどこできるか、というのが聞きやすくなる。一方で、ある程度のスピードで弾かないと、曲の美しさがわからなくなってしまう。 そういうところを感じた、という…

このところの夜のギターだが、弾きなれた曲をずっと弾いている。 曲をどうのこうの、というのは、ちょっと脇に置いて、「最もきれいに感じる音を出したい」と演奏音の探求にスポットライトをあてて弾いているもの。 少し弱めに弾いたり、弾く位置を変えてみたり、指の当たりの角度を変えたりして、いい音を探す、というものだが、同じ曲、というか、弾きなれた曲を弾いた方が意識が集中しやすいもの。 ちなみに、クラスタのフリーコンサートでは、緊張してしまって、右手が自宅のように動かせず、音色まで意識がなかなか行かない。そのことを思い出してみて、そういうのは、普段の自宅での演奏で、音色に対しての意識が低すぎるのでは、と思っ…

野球は10回に3回打てれば3割打者。これが難しくて、自分の才能の限りを尽くす。みていて感動するのは、そういう姿だ。 で、ふと、「ギターの演奏において、 こういう 必死さ、真剣さ みたいな ものは、表現できるものなのだろうか」、と考えてしまった。 自分の現状を考えると、ギターにおいて、「必死でなくては弾けないもの」というのは、「人前で弾けるレベルではない」、ということを意味する。 「それほど必死にならなくても、軽く弾ける」 というくらいになって、やっと人前で弾ける。 さて・・・・・・、この演奏の中に、必死さ、はあるのだろうか。 悩んでしまいそう・・・。 まあ、「必死さ」でなくても、とにかく「表現…

相変わらず、毎日、30分～60分、就寝前にギター演奏を楽しんでいる。で、月例の国分寺クラスタのフリーコンサート が唯一の演奏を人前で弾く機会であり、これが自分のギター演奏のメインステージ。日常のギター演奏は、このフリーコンサートで如何に気持ちよくやれるか、をターゲットに取り組んでいる。 それゆえ、日々の曲は、自由に弾いてはいるが、「次のフリーコンサートで弾く曲」というのは、常に意識している。というか、選ぼうと思って弾いている。 その選曲だが、「フリーコンサートの直前まで決まらない」とか、「1週間前くらいに変更」ということが、よく起こる。本当は、人前で弾くのだから、十分練習できる期間を見計らって…

先週土曜日のクラスタフリーコンサートの終了後、佐々木さんから、速く弾くための練習として、「ゆっくり弾いて無駄な部分をなくしていく」という演奏練習をお聞きした。 で、早速やってみたのだが、なるほど、と思った。ずっと昔に、速く弾くための練習は、「ゆっくり弾けるところから、だんだん速くしていく」というのをやったりしたのだが、ほとんど上達を感じることがなくて、自分は、速弾きは苦手なのだ、と思ってやらなくなっている。 改めてやってみよう、と思ったのは、ゆっくり弾く目的として「無駄な部分をなくしていく」ということは考えたことがなかったから。 やってみて、さっそく「無駄な部分とはなんだろう」という素朴な疑問…