タイの南イサーンと呼ばれる地域は、カンボジアと国境を接している県も多く、かつてはクメール帝国の支配下にあったこともあり、各地に大小さまざまなクメール遺跡が現存しています。その中で、今回はスリン県とシーサケート県にある3つのクメール遺跡を紹介したいと思います。外国人にはあまり知られていないマイナーな遺跡たちですが、何かの参考になれば幸いです。 踊るシヴァ神とアンコールの天女 賑わう現役寺院とひっそりたたずむ遺跡 クメールの薬師三尊!? 踊るシヴァ神とアンコールの天女 その日、スリン市内のホテルをチェックアウトして最初に向かったのは、プラサート・シーコーラプームというクメール遺跡でした。226号線…