ワルシャワのコペルニクスの像 第三章 宗教改革時代の史的人物とその切手 ルター、フッガー、ミュンツァー ルターは宗教改革者、フッガーは皇帝をもつくる独占的企業家、ミュンツァーはドイツ農民戦争の指導者 宗教改革の時代は、経済史の上では「フッガー家の時代」、社会的には「大農民戦争の時代」といわれているが、ルターはこの両面とかかわりを持った。 ルターの切手が、ミュンツァーの衣鉢を継いでいた社会主義共和国の東ドイツから、なぜ発行されたのか? ・ルターの故郷「ルターランド」が、第二次世界大戦後のドイツの分裂によって東ドイツに包含された ・東ドイツのキリスト教派は、なんといってもルター派が主流を占めていた…