日曜日。深夜起床。 外はまだ真っ暗だが、雨が降っているようだ。(04:39) NML で音楽を聴く。■シューベルトの即興曲集 op.142 D935 で、ピアノは小林愛実(NML)。新譜。子供の頃から活躍してきた小林愛実にいまさらかも知れないが、こういうのを真に「才能ある若手ピアニスト」っていうんだと思う、そうだろ? この演奏は、本格的な正統派ピアニストとしてあふれんばかりの才能を与えられた芸術家が、この薄っぺらで貧しい時代にいかなるスタイルを築けばよいのかという、ひとつの(中間的)回答であるかのように思える。その試みはとりあえず成功していて、ちょっと安堵される。 ただ、である。終楽章(第四曲…