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クリスティアン・ヴォルフ

(読書)
くりすてぃあんう゛ぉるふ

Christian Wolff、1679年1月24日 - 1754年4月9日)
ドイツ啓蒙主義を代表する哲学者。数学者。ライプニッツの哲学を継承し、合理主義の哲学体系を演繹的に構成することを試みた。ラテン語による著述や借用語がほとんどだったドイツ語圏において、ドイツ語哲学用語を確立した。

概要

存在論(Ontologie)」の「講壇哲学」体系への組み込み。即ちヴォルフは哲学を、理論的哲学と実践的哲学とに分け、前者を「形而上学」と呼び、この形而上学を構成するものとして、存在論、合理的心理学、宇宙論、合理的神学を掲げた。このなかで存在論は「存在者が存在するかぎりにおいての存在者一般の学」であり、優越した特殊な存在者(神や魂)を扱う特殊形而上学(合理的心理学、宇宙論、合理的神学)に「先立つ」一般形而上学として位置付けられたのであったのである。

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