しあわせの理由作者:グレッグ イーガン早川書房Amazon イーガンとかいう仇敵 俺の初イーガンは「順列都市」だった。あまりの難解さにブチ切れて一回放り投げたけど、結局数週間後に読破した。その時に決めた。絶対にイーガンを読みこなせるようになってやると。 どうもイーガンは長編だととっつきにくい一方で短編は割と読めるようす。で、本作「しあわせの理由」をチョイス。 読んでみるとムスカばりに「読める…読めるぞ!」状態に。ハードSFなので当然仕組みの説明に大半の紙面が割かれることになるが、短編なおかげで余計な脇道に逸れにくいというのが良いのかも。 個人的なヒットは「適切な愛」「闇の中へ」「道徳的ウイルス…