ヨハネス・ケプラーが1611年に提唱した数学界の難問。 「大きさの等しい球をもっとも効率よく三次元空間に詰め込む方法は、果物屋の店先にオレンジが積まれるときの方法と同じである」というもの。 直感的にこの予想は正しいと思えても数学的に証明するのは非常に難しい問題で、1998年に米ピッツバーグ大学のトマス・ヘールズ教授が証明を発表。コンピュータを駆使する事で2014年に証明が裏打ちされた。
Bing(https://www.bing.com/) NHK「笑わない数学」第2シリーズ#6「ケプラー予想」を見ました。 前回の「超越数」に続いて「ケプラー予想」も私は聞いたことがありませんでした。 簡単に内容を紹介します。 (ネタバレになるので注意!) 「ケプラー予想」とは、「無限に広がる空間に同じ大きさの球を詰め込むとき、1層目に球を敷き詰め、そのくぼみに2層目の球を入れていく方法が密度が最も大きくなる(隙間が最も小さくなる)はずだ」 このケプラーは、あの有名な天文学者のケプラー。昔の人は多才ですね。船にできるだけ多くの丸い砲弾を積み込むためにはどうすれば良いのか、という質問から始まった…