インド東岸のコロマンデル海岸中央部の港町。元は小さな漁村だったが、17世紀前半、イギリス東インド会社がセント・ジョージ要塞を建設し、コロマンデル海岸における中心拠点としたことを契機に都市として発展した。周辺地域が戦争の多発などで不安定な政治情勢にあったこともあり、要塞に守られ比較的安全だったマドラスは、職人や商人など多くの移住者を引き付けたといわれる。 イギリス東インド会社のマドラス進出 人口の増加 都市マドラスの区画 マドラス外城内の住人 コロマンデル海岸の「ポルトガル人」 参考文献 イギリス東インド会社のマドラス進出 1639年(寛永十六年)、イギリス東インド会社のアマルガオン商館長フラン…