Conrad L. Hall
撮影監督、撮影クルー
USCで映画製作を学び、同級生と一緒に設立した会社で産業映画、ドキュメンタリ、コマーシャル等を製作するようになる。やがてディズニーの『砂漠は生きている』などに映像を提供するようになり、長編劇映画の撮影スタッフとして雇われる。やがて撮影監督として脚光を浴びるようになる。
緻密な画面構成に照明によるリアリズムを持ち込んだ手法が特徴で、ジェームズ・ブルックスや、ジョージ・ロイ・ヒルといった1960年代以降に活躍した監督に好まれた。
息子のコンラッド・W・ホールも撮影スタッフとして起用し、後に撮影監督となる。自らの死去後のアカデミー賞受賞では、息子が父の代わりに受賞式に出席し、トロフィーを授与された。