アイヌの独立運動の指導者として祀り上げられるアシㇼパさんを杉元が心配する話。 樺太で少数民族たちの文化が近代化により磨り潰されていく姿を目の当たりにしたアシㇼパさん。 どうすれば自分たちの文化を後世に伝えて行けるか苦悩することになる。 その一つの手段として動画撮影が行われるが、生の文化は映像とは異なることを実感するだけだった。 アイヌの文化を守るためには少数民族にナショナリズムを昂揚させ独立国家を作るしかないのか!? いたいけな少女に民族としての重責を課す大人たちに対し、アシㇼパさんを想う杉元は憤慨する。 いたいけな一人の少女に対し、国家だの民族だのといった重責を課す大人たちに憤慨する杉元 消…