サウンド・インスタレーション

360 Reality Audio（サンロクマル・リアリティオーディオ）は、ソニーの360立体音響技術を活用した音楽体験。この“360 Reality Audioメイキングラボ”では、その制作のノウハウを深掘りする。今回注目するのは、2023年リリースの坂本龍一『12』。来る2024年12月に日本での配信が決まった360 Reality Audio版は、坂本自身の監修を経て制作されていた。そして、それは坂本の生前最後のスタジオ・ワークであったという。その制作をあらためて追っていこう。 Photo：Neo Sora ©2022 Kab Inc 取材協力：ソニー 作品情報：坂本龍一『12』 坂本龍…

ラインアレイスピーカーの市場規模は2023年に34億米ドルと評価され、予測期間2024年から2031年にかけて63億米ドルに達し、年平均成長率8.2%で成長すると予測されています。 ラインアレイスピーカーの世界市場促進要因 ラインアレイスピーカー市場は、その成長と発展を形作るいくつかの主要なドライバーの影響を受けています。 ここでは、主な市場促進要因のいくつかを紹介します： コンサートおよびライブ・イベント・ブーム：ライブ・コンサート、フェスティバル、および高品質なサウンド・リインフォースメントを必要とするその他のイベントの増加により、業務用ライン・アレイ・システムの需要が高まっています。 テ…

ブラジルのバイーア州で目にしたカーニバルのパレードを音だけで再現するというコンセプトで、2022年にスイスの芸術大学で開催されたサウンドインスタレーションを収録した作品。 アフリカ系住民が多いことから宗教や音楽などで黒人文化の影響が強いバイーア州のアフリカ系ブラジル人の寺院で4人の音楽家と録音した素材を用いており、ギターの音は一切なくパーカッションのみで構成された実験的な作品。 Arto Lindsayのキャリアの中でかなり異質な内容。これまでの作品で特徴的だった空間を切り裂くようなギターの音は鳴りを潜め、全くエフェクトを介さないプリミティブな打楽器の演奏が延々と続く。サウンドインスタレーショ…

束の間の休日、光州ビエンナーレを見に韓国に来た。昨夜下関からフェリーに乗ったので、早朝に釜山に着く。船の中で作曲に専念しようと個室にしたので、思いのほか作曲もはかどり、途中で休憩に大浴場も満喫し、熟睡もできた。九州にいると、東京よりも韓国の方が距離としては近いので、せっかくだから韓国を度々訪れたいと思っていたが、とりあえず今回の旅で手応えを得る。 釜山から高速バスで光州へ。光州のAsia Culture Centerで里村さんと合流。その後、街中のパヴィリオンを、日本、スウェーデン、ペルー、アルゼンチン、CDA Holonなど巡る。5-18 archivesで光州事件の記録展示も見た。光州ビエ…

ついに寒い寒い冬になりました～！ ふと気が付けば、もう11月じゃないですかっ！ もう2024年も年末ですね。年末。 年末といえば、ノイズ！ 激寒といえば、ノイズ！ 今週も推せ推せインキャパでGOGOGO！ なのでありますっ♬ https://umizuha01.exblog.jp/30521467/ 今週の注目は・・・美川様！ 先週Xで見つけたっっっリリース情報♬ 美川 俊治 @incapatm あの伝説の（ほんとか？）コンピレーション”Noise Forest"がついに英Cold Springにより復刻されます。CDヴァージョンに加え、2枚組LPヴァージョンもあります（緑盤と黒盤あり）。よろ…

坂本龍一の大型インスタレー ション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規模の個展「坂本龍一｜音を視る 時を聴く」が 東京都現代美術館で12月21日(土)から開催される。 「坂本龍一｜音を視る 時を聴く」では、生前坂本が東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、坂本の創作活動における長年の関心事であった音と時間をテーマに、未発表の新作と、これまでの代表作から成る没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点あまりを、美術館屋内外の空間でダイナミックに構成・展開。これらの作品を通して坂本の先駆的・実験的な創作活動の軌跡をたどり、このたぐいまれなアーティストの新しい一面が広く紹介…

youtu.be cephalo - 夜窓 (official Music Video)Wind Surfing School - EPcephaloロック¥1222 Ninjas Play Free 整体最高すぎる。 バキボキバキボキ ニュース等で「遊ぶ金が欲しかった」 って聞くことが減った気がする。 闇バイトで捕まった若者がみんな「生活費が欲しかった」 と言っている事をもっと真剣に考えた方がいいのではないか。 また女性ギター&ボーカルのシューゲイザーバンドかよ～ とか思って聴くんだけど殆どの場合良いんですよ。 日本ってシューゲイザーと相性が良いというか宝庫なのかもしれない。 日本のミュージ…

xerxes presents “elongations vol.1” 落合SOUPにてノイズ・エクスペリメンタル系のイベントを開催します。 メインアクトに”INCAPACITANTS”(アメリカのOXENからリリースされたOxen Man’s Uneasiness CDは近年のINCAPACITANTSサウンドが凝縮されたエレクトロニクス・ノイズの傑作!! 様々なエレクトロニクスが幾重にも絡み合い見たことのない情景が眼前に浮かび上がる)をお迎えして、Kae Takahashi(本来ならばJAW SURGERYとのコラボ演奏予定であったが、JAW SURGERYのキャンセルにより今回はあえてソ…

繊細なところまで拾ってくれるのが歌いやすさにつながっている（石川紅奈）過度な誇張がないからどんなボーカリストにも対応できる（葛西敏彦） カーディオイドのNexadyne™ 8/C（以下NXN8/C）とスーパーカーディオイドのNexadyne™ 8/S（以下NXN8/S）をラインナップする、ボーカル用ダイナミック・マイクSHURE Nexadyne™ 8シリーズ。特許技術“Revonic™（レボニック）テクノロジー”により、明瞭度の向上、不要な信号の除去、ハンドリング・ノイズの低減などを実現し、ライブ向けボーカル·マイクとして有用な仕上がりであることがうかがえる。本連載では、PAエンジニアとボー…

ストローを噛んでしまうように、空になったパピコの吸引口を噛んでいる時、永遠に正しい人にならないと感じる。 Cordaeいい曲出し過ぎじゃないか。Saturday Morningsやばいなと思ったら、Summer Dropもかなりやばい。 ヨルシカによる「若者のすべて」のカバーがFMから流れてきた。もう完全に別物であり、それ自体はカバーの特性上良いのかもしれないが、これはなんですか。フジファブリックのファンだったらこれは凌辱に等しいと思ってしまう気がしたが、幸いにもファンではなかったので、ふーんくらいで済んだ。 北村紗衣氏による「ダーティーハリー」の感想について、気に入らなかった人たちが声をあげ…

細井美裕 我々が思う“公園”の役割を問い直す日比谷公園の持つ歴史 日比谷公園で新作『余白史』の展示が終了しました。東京都のプロジェクトで、現代美術作家の大巻伸嗣さん、建築家の永山祐子さんと、細井の3名による屋外展示です。 お話をいただいてから、まず圧倒的なビジュアルの作品を作られているお二方と、音の作品がどのように共存すべきかを考えました。日比谷公園の歴史のリサーチから始め、公園に通ってたどり着いたのは、日比谷公園のサウンドスケープを公的に保管する、というリサーチ・ベースの作品です。 日本初の洋風近代式公園として作られた日比谷公園は、我々が思う“公園”の役割を問い直すさまざまな歴史を持ちます。…

細井美裕 発表会場の最前列センターには各国で活躍する若手クリエイターが並ぶ 今月はロンドンからお届けします。光栄なことに、APPLEのロンドン本社で開催されたiPad Pro/iPad Air/Apple Pencil Proの発表イベントに招待していただきました。昨年ロンドンのバタシー発電所跡地にオープンしたAPPLEロンドン本社に訪れて、これが会社のオフィスなのか？と、にわかに信じがたき美しい空間で大変ショックを受けました、もちろん良い意味で……。 APPLEのロンドン本社があるのは、バタシー発電所跡地。約1,400人がここで働いているという バタシー発電所跡地の建物内にあるロンドン本社入…