スロ81系は、冷房搭載車のスロ62形及びスロフ62形を改造し6両編成に組成された和式列車で、団体向けなどで使用されてきた従来の和式車両の代替え用として1972年に登場しました。 金沢を手始めに、静岡・門司・長野・名古屋・大阪・東京(南)の各管理局下に配備されましたが、このうち東京南鉄道管理局(品川客車区)に導入された編成は、鉄道フアンの間で「シナ座」と呼ばれました。 1986年に品川客車区に後継となる和式客車「江戸」が導入されたことから、置き換えとなった「シナ座」は水戸管理局に転属し、「ふれあい」という愛称がつきまましたが、鉄道フアンからは「ミト座」と呼ばれていました。 「ふれあい」(「ミト座…