MENU 実車概要 所有機(453号機) 外観と各部の特徴 実車概要 D50の後継として登場した初期型のD51は、軸重の低減と全長の短縮により最大動軸重がD50の14.99tから14.30tに引き下げられ、D50では入線困難であった丙線への入線も可能となり、その運用範囲の拡大が図られました。 しかしながら、第一動輪の軸重が小さくなり相対的に前方が軽くなったことから、空転を引き起こす頻度が大幅に増え、特に粘着性能が重要となる勾配区間などを含めて大きな問題となっていました。 そのため、給水温め器の搭載位置の見直し(煙突前に枕木方向に設置)や担いバネのイコライザーの支点位置の変更など、重量配分の修正…