原題は「Per qualche dollaro in più」(もう数ドルのために) セルジオ・レオーネ監督作品の中で、本作が一番好き というオールドファンも多いのではないでしょうか 顔のクローズアップを多用し、目で演技させる巧みな演出 イタリア映画の伝統を感じさせるネオレアリズモに 緻密に考えられたファッション 衣装デザインは舞台美術も兼ねているカルロ・シミ レオーネは彼をよほど気に入ったのか 同じ衣装とセットを使いまわし(笑) エル・パソ銀行の支店長として出演させ プロデューサーのアルベルト・グリマルディために設計した別荘は レオーネの終の棲家となります 実質的な主人公は賞金稼ぎのモーティ…