スタディ模型は図面の上で行われた設計が立体的になった場合、どのような問題が起きるのか、あるいはこのままの設計で問題がないかを確認するために作られます。スタディ模型の場合はチェックしたい一部分だけを細かく作り、後の部分は簡易化されることが多いものです。また精密さだけでなくスピードが求められるので、材質は加工しやすいボール紙やスチレンボードなどが用いられます。 ここではそんなスタディ模型の種類についてご紹介します。 1.ボリューム模型・ブロック模型 ボリューム模型やブロック模型は、模型作りの初期段階で使われるものです。 基本的には建物の形を確認するだけのものなので、それほど細かく作り込まれることは…