こんなことを言っては、先生たちには申し訳ないですが、学校の授業はつまらなかったです。退屈で死にそうでした。変化を好まない僕は、ただ家でゆっくりと寝ていたいだけなのに、わざわざ起き出してここに来ているのになんでこんな退屈と付き合わなくてはならないのか意味がわからなかったのです。それならば目を閉じて、自分だけの世界に潜っていた方がマシだと思っていました。人前で喋るのも嫌いだったし、そもそも前に倣えをして真面目に生きていくのに飽き飽きしていたました。羊の皮を被った得体のしれない生き物であったことは間違い無いだろうと思います。友達に聞いても多かれ少なかれそんな気持ちを持っていたみたいなので、僕だけ特殊…