丸い鉛筆は転がって落ちるから芯が折れやすい、四角の鉛筆は握ると指が痛い。だから、六角軸がちょうどいいのだと小学校の先生に教えてもらった記憶があります。先生は、まるで童謡を歌うかのようにこのことを繰り返し教えてくれたのです。それほど大事なことでもないのだけれども、昨日のことのように鮮明に覚えています。この記憶に不思議な音階が付いていたせいだと思います。耳が覚えたことは忘れにくいんですよね。この年齢になって、再度ブログ記事に書けるのなら良かったと思えます。今日紹介するステッドラーの「トリプラス マイクロ」は、三角軸のシャーペンシルです。四角では指が痛いでしょうけれど、三角軸はしっくりとグリップでき…