通常の地震よりもゆっくりとプレートがすべる「スロースリップ」のうち、地震によるすべりを伴うもの。
地震をもたらすプレートのひずみが小さくなった可能性がある一方、地震を誘発するとも言われているが、詳しいことは分かっていない。
最先端の地震研究が東日本地震の謎に迫る 3.11の東日本大震災から10年が経過したが、この番組ではこの期に東日本大震災に関連した情報を特集するという。第1回は地震学者たちによる巨大地震の研究について。 東日本地震はマグニチュード9という観測史上例のない超巨大地震だった。これは今までの常識を覆すものであり、どのようなメカニズムでこんな超巨大地震が発生したかは研究者にも分からなかったという。しかしその後の研究の進展によって新たな事実が判明してきた。 東日本地震ではプレートが東西200キロ、南北450キロという広範囲で動いている。ここで起こることが想定されていた地震は最大マグニチュード8であり、地震…